須江のナイトダイビングでバディが口の中のタマゴをはき出しているイシモチを見つけました。タマゴの色から見ても、多分昼間に産まれたばかりだと思います。サカナは、人間のように吸い込むことは、出来ないので、たぶんこのオスは口内保育に失敗したんでしょうね。タマゴが孵るまで、約2週間。その間、飲まず食わずでいることを考えたら、ちょっとぞっとして思わずタマゴをはきだしてしまったんでしょうか?「こんなタマゴ、2週間も口の中に入れてくなんて、たえられへん!もう、いやや!!」とイシモチのオスの風上にもおけない行為に走ってしまったんですね。ライトで照らすと、自分のしたことの大変さに気がついたのか「俺はもうだめや〜」と叫びながら走り去っていきました。しかし、僕は彼に、本によるとタマゴを食べてしまうオスもいるらしいので、「まぁ、気を落とさずに、次ガンバリや〜・」と声をかけてやりたいと思います。でも、世の中いろんなヤツがいるんですね。
100ミリで撮りました。
さぁ、明日からは串本です。が、ちょっと海況が悪そうなので、心配です。
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