2003.6.26
紀伊大島のナギザキにいたオキノスジエビです。普通は深場(水深40メートル以深)にいるエビなので、初めて見ました。人間が入れるぐらいの穴にごまんといました。人間も食べるくらいおいしいエビなんでお魚さん達もたくさん集まっていました。この時期に20メートルぐらいの水深に上がってくるのは多分、産卵行動だろうと思います。どれがオスでどれがメスなのかわかりませんが、とにかくわっさわっさ、ぎゅーぎゅーと群れています。「えらい大勢ですなぁ」「そうでんなぁ」「いたぁ〜、だれやワシのしっぽを踏むのは!!」「えらい、スンマヘン」「ほんま、きいつけてやぁ」「いたい、いたい!あんたのひげが目に入るやんか」などと大騒ぎです。中には、「あかんて、押したら、ここに大きなカサゴがおるやんかぁ、あぶないて、あぶないて!!」と絶叫しているヤツもいるんでしょうね。

100ミリで撮りました。