2003.5.14
串本の浅地にいるスジタテガミカエルウオ(らしい)です。というのもスジタテガミカエルウオは、体側に5本の細い赤線があって、わかるらしいのですが、コイツはいつも穴の中にいて顔だけだしてめったに穴の外には、出てこないので、僕にはこいつがスジタテガミカエルウオだという確信はありません。でもガイドさんはきっぱりスジタテガミカエルウオだというので、きっと前に体側に5本の細い赤線を確認したんでしょうね。(図鑑には稀種とかいてありました。)この愛嬌のあるカエルウオは、比較的浅い水深にいるので、窒素抜きにちょうどいい遊び相手です。が、ここ浅地は、外洋にポツンとある根なのでかなり流れが強く、左手の親指と人指し指でフジツボの殻をつかんで100ミリの最短でこの魚を撮るのは結構力がいります。いつも、この撮影で遊ぶどころかへとへとになってしまいます。ボートに上がってから、「ちょっと筋トレでもするか・・・」と思いますが、ボートを降りる頃には、そんなことすっかり忘れてしまう健忘症のオジサンでありました。

100ミリの最短で撮りました。

ところで、ニコンのE5000用のSea&Seaのハウジングが今年の1月に始まりましたが、今月の頭にE5000の販売終了とともにSea&Seaのハウジングも販売を終了、在庫ももうないというアナウンスがありましたが、今日、名古屋のカンダさんのところにいたら、あまりの問い合わせの多さにもう一度、増産することになったらしいです。やっぱり、出来るだけ高画質なカメラを使いたい人は結構いるんだなと思いました。