秋は、やっぱりお子様の季節です。串本でも、いろいろな幼魚がいっぱい現れてきました。その中には、越冬はできないだろう死滅回遊魚のお子様もいます。このルリホシスズメダイもそんな死滅のお子様です。沖縄より南に住むスズメダイなので串本では、成魚は見たことがありません。もし、この子が越冬でもするようになったら、とんでもないことになりそうですが、そんな笑えない話もあながち嘘と言いきれないところに、おぼろげな不安を持つの僕だけではないと思います。が、このルリホシ君はそんなことは、まるでお構いなしにサンゴの間をチョロチョロと隠れたり、出てきたり、と、僕をもてあそんでくれました。この時もマーシーがこの穴の反対側を押さえてくれていなかったら撮れなかったかも・・・?でも、このルリホシ君、正面から見ると、アバケイみたいですね。(ちょっと古すぎるネタか・・?)
マクロアポランター125ミリ+1Dmk2で撮りました。この125ミリ長すぎず、短すぎず、こうしたお子様撮るには、ちょうどいいかも?ただ、無限遠から最短まで約3回転のヘリコイドは、ピントあわせるのが大変ですが・・・?