2003.4.21
19、20は、安良里に行って来ました。金曜日に西風が吹いて、春濁りで、透明度5メートルあるかないかといった感じでそれに、うねりがあって水深18メートル程でも結構揺れていました。日曜の朝イチなどは、ナイトかと思うほどの暗さで、露出計の針は、F4で10秒以上を指していました。浮遊物も結構多く、1メートルぐらい離れると、ピントがわからなくなるほどでした。などと泣き言を言いたくなるほどのコンディションでしたが、いつもの海より魚の群はぎゅっと固まって、キンギョハナダイもたくさん群れていましたが、なぜかオスだけの群がいくつもあったような気がしましたが、暗かったので、たまたまかも知れませんが。とにかく、群の全体を見渡すことなど到底無理な透明度だったのではっきりしたことは言えないと思いますが・・。
写真は、ミドリイシサンゴのそばでちょろちょろと泳いでいたキンギョハナダイの幼魚です。かれらは、その魚固有の距離があって、その距離を超えると物陰に隠れてしまうのですが、透明度の悪いときは特に警戒心が強いような気がします。まぁ、それも個体差があって、怖さより好奇心のの方が強い個体もいて、一度、隠れようとして、またこちらを伺うように出てきては、隠れようとして、また出てくるようなヤツが時々います。そんな個体に出会ったときは、ラッキーですね。こいつもどちらかといえば、そんなヤツで、こちらを興味深そうな目をして覗いているような気がしてしまいます。

100ミリで撮りました。