2007.1.13
ワニゴチです。比較的深めの砂地にいるサカナです。初めて見たときにはこのすごい面構えにちょっとビビリましたが、実は、意外におとなしいようです。この写真では分かり難いですが、このサカナの目の虹彩皮膜はなかなか綺麗です。虹彩皮膜はいろいろなサカナにありますが、基本的には下から上を見たときにまぶしくないために出来たと思うのですが、実にユニークで綺麗なものです。水面の明るさと海の底の明るさは、随分と輝度差があります。僕らが使っているフィルムなんかその輝度差には全然対応できません。で、ストロボを使ったり、ハイライトやシャドウはあきらめたりするわけですが、で、多分その見難さを解消するために発達した虹彩皮膜だと思います。
それにしても、ちょっと近づきすぎたんで、なんだ馬鹿野郎と言われてしまいました。

15ミリで撮りました。