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ビンの向こう側で怒るスナダコです。もともと、タコさん達は、擬態が上手です。色を変え岩に化けたり、砂に紛れたり、あの手この手を使って隠れます。こうした、海の中に落ちているビンなども格好の住処となります。砂に埋もれて、わずかに開いた口から出入りをしています。で、怖そうなヤツがきたらビンの奥に逃げ込み様子を窺うわけです。奴らの吸盤はなかなか強力なんで、無理矢理だそうとしても出てきませんから普通はこうなるとお手上げです。でも、こいつなかなか強きで好奇心旺盛なヤツで、少し離れるとビンの口まで出てきて、ボクがつつく棒の先を細い足で引っ張り、暫くの間、綱引きをし、ダメだと思うとっまた中に戻り、少しするとまたビンの口に出てきて、また綱引きをするというなかなかおもろいヤツでした。
90ミリで撮りました。
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