3月8日の備前で岩の上に見馴れないハゼがいるんで撮りました。図鑑で見るとセホシサンカクハゼらしいです。生息地は伊豆半島〜琉球列島なんで、串本でも普通にいるハゼだろうと思いますが、いずれにしろ僕は初めて見るハゼでした。ちょっと大きいハゼなんであまりかわいげはありませんが、透明のボディは、けっこうキレイで「私も昔はならしたもんよ」とつぶやくクラブのママさんのようでもあり、不思議な魅力を振りまいていました。スケロクやガラズハゼのように透明のボディのハゼには不思議な魅力があります。何度出会っても、つい写真を撮ってしまうのは、なんでなんだろうか?ひょっとしたら、私は何も隠していませんよと腹の中まで透けてみえるこの魚たちに、日々、権謀作術がうずまく人間社会にはない魅力を感じているのかも知れません。 |
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