2003.3.13
ラッパウニに隠れるゼブラガニ。このカニは宿主(ラッパウニ)の官足を切り取るんで虎刈りのラッパウニやイイジマフクロウニを探せば必ずいるんで、比較的見つけやすいカニです。でも、ダイビングを始めてしばらくたった頃、ダイビング雑誌でこのカニを見て、一度見てみたいと思っていた頃は、全くどこにいるのかわからなくてなかなか見つけられませんでした。それに宿主のイイジマフクロウニは、猛毒のウニなんでそのウニの中を探す勇気もありませんでした。ある時、ガイドさんに見つけ方のこつを教えてもらったら、それ以来、比較的簡単に見つけることができるようになりました。串本ではイイジマフクロウニはほとんどいないので、ラッパウニについていて、比較的小さな色の薄いものが多いような気がします。(伊豆でイイジマフクロウニについているのはかなり大きく色の濃いものが多いように思います。)ガンダムにでてきそうなデザインのこのゼブラガニは、なかなかかっこよくて、昔、SF少年だった僕にとって、お気に入りのカニのひとつです。

90ミリに250ミリのクローズアップレンズで撮りました。これで、最短距離です。倍率的には35ミリ換算でだいたい等倍に少し足りないくらいだとおもいます。このくらいの倍率だと宿主のラッパウニの丸い感じが出ていいなぁと個人的に思っています。