毎年この時期になるとヒメイカを時々見かけるようになります。体長2センチにも満たない小さなイカなんで、初めて見たとき、ガイドさんにこれでも大人だと聞いてびっくりしたことを覚えています。この写真は先々週、紀伊大島、須江の階段下ビーチで撮った写真です。アマモについていながら、ダイバーに威嚇のポーズをとるところはなんか小さいながらもケナゲで、愛おしく感じてしまいます。去年でたイカ・タコガイドブックによると彼らの寿命は約3ヶ月とのこと、そう聞くとよけいに愛おしく感じてしまうのは、センチメンタルな日本人の業なんでしょうか。そして、一度、彼女たちがアマモに産み付ける卵を見たいなぁと思っています。
100ミリで撮りました。ストロボの角度が悪かったのか、あまり光がまわらない写真になってしまったようです。この時は、照射角の狭い強めのストロボを使ったんで、角度の調整がシビアだったみたいです。まぁ、撮っているときはイカ特有の目の光りに引きつけられたんですけどね。
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