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今では、見ても「ふ〜ん」で終わってしまうようになったキンチャクガニですが、この写真はたぶん5年ほど前に初めてまともに写ったキンチャクガニの写真です。そのころは、南紀に通うようになりだしたばかりの頃で、雑誌でしか見たことのないキンチャクガニは、見るだけで、メッチャ興奮して、アドレナリンが出たもんです。当時は、まだまだ、フィルムのカメラでコンタックスにマクロプラナー100ミリを使っていました。ダイヤルをグリグリ回して、やっとピントのあうカメラは、このキンチャクさんのようにちっさくて、動き回るものにはめっちゃ不向きでしたが、挑戦すること5回目で初めてまともにとれたときはうれしかったです。ピントを眼に合わせるのに必死でこの子がタマゴを持っているのに気がついたのはフィルムが上がってからでした。(そのトホホは、今も変わっていませんが・・・?)
もともとが、アマノジャクな僕は、カメラは人と違うものを使うのが大好きです。水中ではポピュラーなニコンのカメラで始めていれば踏まずにすんだ地雷もいっぱい踏んだような気がします。が、またそれも粋・・・?かな
100ミリマクロプラナーで撮りました。今日、仕事で使っているコダックの製版用のフィルムが11月から、値上がりするというお知らせが来ました。なんと17%も・・!原油の値上がりや銀塩フィルムの需要の落ち込みなどいろいろあると思いますが、しかたがないとはいえ、なんとかならんかなぁ・・・。
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