2005.10.03
暦も変わり10月になりました。須江では内浦もオープンし、串本もエビ網が入り最終エキジットが3時になります。アンドの鼻ももうすぐオープンです。もう秋ですねぇ〜。

この写真は、バサラエビです。これ撮った去年の春頃、標準和名がバサラエビとなりましたが、それまでは、学名のアンボンクリノイド・うんちゃらかちゃらといっていました。あんまし長いんでアンボンとかいってました。まっいわゆるウミシダカクレエビの仲間ですが、南方系のカクレエビです。ちょっと尖った眼がチャームポイントです。僕的には、この黒バージョンが一番カッコエエと思っていますが、基本的には宿主のウミシダの色と同じパターンなんで、こんな色のウミシダを探せば見つかります。強く手でウミシダをあおぐと水流にあおられてエビが飛び出してくることがあります。ウミシダの触手の間に隠れるこいつらを見つけるとちょっとうれしくなります。

100ミリ+10Dで撮りました。

ところで、昨日WOWWOWで、デイ・アフター・トゥモローといういわゆるパニック映画を見ました。温暖化によって極地の氷が溶け、地球の海流が影響を受け、北半球に巨大な低気圧が生まれ一気に氷河期になるっちゅう映画です。映画の内容はさておき、ぼく達ダイバーにとって海流は、やっぱ気になりますね。黒潮の大蛇行にしても、去年のものすごい数の台風が日本上陸したこともそうですし、海の変化はとっても気になりますもんね。