2005.7.4
串本では、口内保育も無事終わったdiary400のジョー君は、せっせと餌をパクついていました。餌を食おうと口を開けた瞬間を撮ろうと粘ったのですが、さすが一瞬のできごと、喰おうとしてから反応しても撮れるのは、喰ったあとのクビを伸ばした状態だけでした。(30分ほど観察して、喰いに行く前兆のクセを把握して、あとは連射で撮るしかないかな・・・?)この時ジョー君が狙っていたのは、ミジンコのような体長1ミリないようなアミでした。この写真にも写っていますが、ウェブで見えるかどうかよく判りません。
こんなミクロンの世界の住人のアミ類です。大人なのか子供なのか分かりませんが、肉眼ではほとんど見えない奴らを喰っているんですね。たぶんライトで照らすとこいつらがよーく見えるんで、ジョー君にとっては嬉しいのかも・・?
それにしても、ジョー君この大きな口で、このミジンコを一網打尽で喰っているわけではなく、その大きな目をクリクリと動かし、このミジンコたちの動きを追いながら狙いをつけています。自分の口が届くところ来たときに目にも止まらぬ早さでバクッといくわけです。(時期によっているアミ類は変わりますが、ネジリンボウなどのハゼもおんなじアミ類を食べているんだろうと思います。)

1Dsmk2+100ミリで撮りました。1.6倍の10Dの倍率に慣れてしまった僕には、ちょっと物足りない倍率ですが、その分こうやって環境を写すにはいいのかも知れません。