2005.6.07
週末は、串本に行ってきました。水温が上がらないとか、透明度が悪いとかぼやいていましたが、海は確実に季節を刻み、グラスワールドでは、ジョーフィッシュの口内保育も見ることができる季節となりました。口いっぱいにあふれんばかりにタマゴをくわえている姿は、なんだかとってもケナゲですね。じつは、ジョー君たちは、ずーっとタマゴをくわえっぱなしではなく、お腹がすいたときや、穴を修復するときは、タマゴを巣穴においてきます。そして、普通は、巣穴にふたをして、その下でタマゴに新鮮な水を送っています。そんな時、ふたをどかすと一瞬、タマゴを加えた姿を見ることが出来ます。普通のジョーは、かなりシャイなヤツが多いのでなかなか旨く観察出来ませんが、この子は、嬉しいことに口いっぱいのタマゴを見せてくれ、じっくり観察出来ました。このタマゴよーく見るとなにやら中にこれから目になるだろう点はありますが、多分、口内保育はじめたばっかり、目が見えるようになるにはもう1週間ほどかかるんじゃぁないのかな・・・?なにやら怪しげな台風が近づいていますが、負けずに頑張って欲しいものです。

10D+100ミリで撮りました。