2003.3.4
紀伊大島の砂地には、ハナイカがいました。見つかるまでは、砂色になってカモフラージュしていますが、見つかるとこんな感じで、威嚇のポーズになります。写真だとうまくわかりませんが、カラダの横の濃いグレーの帯はネオンのように動いています。(ビデオだとよくわかるんですがね)イカは皮膚の細胞の中に色素細胞があって、それを大きくしたり小さくしたりして色を変えることが出来るらしいです。右と左を全然違う色になることもあって、ちょっとビックリです。ハナイカは、今回国内では初めて見ることができて、うれしかったです。なかなか綺麗なイカですよね。
今回は、ペアーでいて、最初はこの奥のイカが、手前のイカにちょっかいをかけ、手前のイカはちょっと嫌がっているようでしたが、その内、うちとけたのか、長い間ランデブーで泳いでいました。(産卵の時期は、確か9月頃のはずなんですが?)

100ミリで撮りました、引いて撮った写真はストロボの角度が悪かったんで、きたない陰が出てしまいました。今回ちょっと長めのアームを試してみたんですが、ちょっと失敗ですね。(今後の課題ですね)