3月に入った最初の土日は、僕にとっては初めての紀伊大島に行って来ました。潮岬の東側にある島なんで、串本エリアと違って西風の影響は受けないのですが、古座川の影響なんかで、2、3度水温が低いらしいです。その大島の須江ダイビングセンターでガイドはダイビングクラブユミの岡崎さんにお願いしました。興味津々の1本目へ。そこに普通は禁断の超深場(50mぐらい)に住むキシマハナダイが、なんと32mにハーレムを作っていました!!今まで40メートル以深には、絶対に潜らないと堅く誓った僕にとってこのハナダイは、キレイだけど絶対に触れてはいけない魚のひとつでした。が、この日その封印が開かれたのです。それにしても、これは、オスなんですが、とてもキレイでビックリしました。初めて見る僕にとっても、この魚追って水深50メートルまで潜るダイバーの気持ちが少しわかる気がしてきました。(だからといって、僕は潜りません!この魚が見たくなったらここへ来ますから)このポイントには、もうひとつの禁断の魚サクラダイも水深30メートル程のところにいて、本当にビックリです。日本には知らない場所がいっぱいあるんだと、あたりまえですが改めて思ってしまいました。そして、この海には、串本では、ほとんど見ることのできない、キアンコウやミシマオコゼも出るそうです。潮岬を挟んでほんのわずかな距離なのにこれほどまでに生物が違う海が有るというのは、本当に日本の自然の豊かさを実感出来たような気がしました。(まぁ、伊豆でも西と東ではかなり違う感じの海ですがここは、車で10分程の距離ですからね。)
100ミリで撮影しました、初めて見た魚だったんで、もうひとつカンがつかめなかったのと、やっぱり少し暗い海だったんだ、ピントが分かりにくくて甘い写真しか、撮れませんでした。(いつかリベンジですね。)
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