イソバナカクレエビがムラサキのエダムチヤギについていました。このエビは、近づくとヤギの反対側に隠れるので、ひとりで写真を撮ろうとすると、かなり苦戦します。この日はヤギのポリプが開いていなかったんですが、ポリプが開いているととても綺麗です。しかし、今度はエビが見つけにくくなるんで・・・、ハムレットの心境のようになります。水中ライトで照らすと眼が光るので見つけやすくなります。このエビは、伊豆でも見たことがありますが、串本の方がよく見ることができるような気がします。体長1センチほどのエビですが、宿主になるイソバナやヤギが綺麗なんでフォトジェニックな生物だと思います。それにしても、魚が少なくなった冬の海にも、こうやって小さな甲殻類がいたるところにいるんですね。 |
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