2003.2.25 スリバチカイメンの中にいたウミタケハゼの仲間です。(多分セボシウミタケハゼだと思います)この透明なハゼの仲間は、僕にとって、お気に入りの生物のひとつです。トゲトサカに住むスケロクウミタケハゼなどは、もう見ただけでふらふらっとなってしまいます。まるで夜の街のクラブで厚化粧のおねぇさん達に飽き飽きしてた時、今日入ったばかりの初々しい女の子に「胸がきゅん」としてしまうような魅力がこの魚達にはあります。(どんな魅力やっつうの!)多分あまり泳ぎは得意ではないサカナなんで一生このカイメンから離れる事はないのだろうと思います。浮遊生活から着底したときにたまたまあったこのカイメンを終の棲家と決めたんでしょうね。カイメンは外側から水を吸って中側から排出するんで、このハゼにとって居心地のいい場所なんだろうと思います。
90ミリにf250ミリのクローズアップレンズをつけて撮りました。サカナとの距離は、大体40cmくらいです。もう少し大きく撮れるといいかなという感じです。次回はf200ミリ(No.5)のクローズアップレンズで撮ってみようかと思っています。