2005.4.19
大島の須江も、気合いの入った春濁りで、ハナダイなどを7、80センチ離れて撮ると。浮遊物の黒い影がいっぱいに入ってどないもこないもなりゃしませんといった案配でした。
そんな真っ暗な地蔵岩でミミックオクトパス(擬態するタコという意味らしいです)らしきタコに出会いました。基本的にこの種のタコは夜行性なので、昼間は砂や岩陰なので寝ているので、こんな暗い春濁りの日に出てきたのだと思います。(頭の後に白いV字はないのでいわゆるホワイトブイとも違う種だろうとおもいますが自信はありません。)このあと、お約束のカレイに化けて泳ぐ仕草をしました。(カレイに化けてなんかいいことあるのかなぁと思いましたが、ウシノシタには、体表に毒を持つ種があるらしいのでそれに擬態しているのではないか?ということらしいです)でも、砂にも潜らず、泳ぎ去ることもなくしばらく遊んでくれましたが、こちらのカラータイマーが点滅したので泣く泣くその場を離れました。でも、カメラで脅かすとクルクルと色やカタチを変えなかなか興味深い動きで楽しませてくれました。(でも、スミははかなかったなぁ・・・?)

100ミリ+1Dマーク2で撮りました。透明度のせいであまりクリアーには撮れませんでした。いつかリベンジといきたいですが、2度目はあるのだろうか・・・?