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4月になりました。今年は寒かったのか桜もまだまだですが、今週は暖かいらしいので、一気に咲きそうですね。
先週末は、串本、大島に行ってきました。水温はどちらも15度台でした、特に串本は例年ならもう18度近くなっているはずなんで、今年は、ちょっと変です(ひょっとしたら、黒潮の大蛇行のせいかもしれません。漁師さんもカツオが遠いのでなかなか釣れないとぼやいています。南方系のサカナたちにとっても15度というのは限界ギリギリなので、この水温が長くつづくのは大変だと思います。)このガラスハゼは、春濁りが始まって緑色に染まった須江、ナギザキで見つけた子です。ムチヤギも夜のように暗く、植物プランクトンたっぷりの海に驚喜してポリプをいっぱいにひらいています。こんな時、ガラスハゼは、広げたポリプのカゲに隠れるようにじっとしています。(たまに、ビビリなヤツがいて、動き回ってせっかくひらいたポリプを閉じさせるカメラマン泣かせのガラスハゼもいますが・・・?)なんだか、30メートルの水深から暗く緑に染まった海をみると、なんだか幻想的で命のいっぱい詰まっているような気がして、ちょっと厳かな気分になりました。
1Dマーク2+100ミリで撮りました。うれしそうなムチヤギの感じを出したくて緑の海を意識して撮ってみました。
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