今日というか昨日というか岐阜市内線が運休停止となりました。実に90年以上の歴史に幕を閉じたわけです。僕にとっては、小学生の頃、10円から30円で長良橋まで行って、水泳教室に通った想い出があります。(当時はまだ。プールなど無く川で水泳教室をやっていました。)最近は、ほとんど乗ることも無くなりましたが、無くなるとなると、なんだかさみしい感じがします。その為かどうかは知りませんが、今月は、すごい乗車人数らしいです。岐阜市内線の停留所は、道にグリーンの色を塗っただけの停留所で(初めて広島や豊橋の市内電車を見たときには立派な停留時があって、大変びっくりするしました。)とても危険でした。あと、軌道の中も自動車が入り放題だったので、時間はあって無いような運行でした。聞くところによると去年は12億の赤字だということで、これでは廃止も仕方ないのかもしれません。
でも、多分、岐阜市の産廃問題(岐阜市内の山を削って不法投棄があって、その量、75万トン。処理費用は100億から200億ともいわれています)などの影響で、市電の存続を断念したのは間違いありません。
28-70ミリ+1Dマーク2で撮りました。
まぁ、環境にやさしい市電をどうして無くしたのかという論議は沸きますが、バブル以降、無策な岐阜市にとってそれ(市電の存続)は無理な相談だろうと思います。本来的には。うまーく使えば、立派な観光資源になったかも知れません。
ともあれ。そんな死んだ子の歳を数えるようなことを言ってもしかたありませんが、行政の人たちがもっとレンコン食べていたら・・・?事態は変わっていたかも知れません。
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