2005.3.22
この連休は、やっぱり串本に行ってきました。今回のトピックスは、島廻りの根の下ににタカアシガニが出現したのでした。それもあろうことか、土・日・月と3連休中ずっといて、多くのダイバーを楽しませてくれました。タカアシガニは、伊豆の戸田が有名ですが。駿河湾だけでなく。東北沖から九州までの太平洋岸の深海に生息しているということです。今の時期は産卵期で50メートルより浅い水深上がってくるらしいです。この個体はタカアシガニのメスということでオスの比べ甲羅が大きくハサミが小さいのが特徴ということです。この個体も前の闇夜の大潮か、次の大潮の時に産卵するため、浅い水深へ上がってきたのかもしれません。大きなものは、足を広げると3メートルを超えるものもいるということですが、この個体も足を広げると2メートルに近い感じでした。甲羅には沢山のフジツボがついていて、目はトンボのような複眼でなんだか怪しい雰囲気をかもしだしていました。バディはこの後、足を揉み揉みしたらしいですが「思ったよりやわらかかった」と言っておりました。(この日の水温は串本にしてはめずらしく14.8度でした、その低水温がこのタカアシガニを呼んだのかもしれませんね。)カニアレルギーの僕は、ちょっとビビリながらの接近でした。(んなもん大丈夫にきまっとるやんけ)

15ミリ+1Dsマーク2で撮りました。今回の僕的トッピクスは、2日間1Dsマーク2を借り、使うことが出来たことです。さすが、35ミリフルサイズのCMOSのワイド感は、圧倒的大迫力でした。2日間、とことんワイドでいってみましたがそのおかげで、こんな大物も出たのでしょうか・・・?

1Dsマーク2は1Dマーク2と外観上の違いはボディ向かって右上のバッチが1Dsか1Dの違いだけで、あとは寸分違わず変わりませんので、ジリオンのハウジングにすんなりと入り、使用感もまるで同じです。違いはCMOSの大きさだけです。今回は15ミリで5本、180ミリで1本潜ってみました。続きは明日。