2005.2.1
今日で2月もですね、大寒波がやってきて、大変寒くなりそうですね。先週末は、串本、大島で潜ってきました。

この子は婚姻色をだしているスジハナダイです。スジハナダイの産卵期は初夏から始まるんで、この時期に何故婚姻色に???です。実をいうとスジハナダイの婚姻色は今回初めて見ました。お正月にもカシワハナダイが婚姻色を出していたのを見たので、スジハナダイが婚姻色をこの時期に出していても不思議はありませんが、特にメスにアタックするワケでもなくさかんにお食事中でした。もしかしたら興奮すると婚姻色になるのかも知れません。でも、この婚姻色、不用意に近づいたり、長くライトを当てていたり、ストロボを何発も当てると突然消えてしまって、普通の模様に戻ってしまいます。この日も一度突然色が変わって「あれれれ?何処行った・・?」などと間抜けなことになってしまいました。出来るだけ脅かさないようにしないといけませんが、魚の動きに慣れるように長くファインダーで追い続けないといけないので、なかなか難しいです。でもうっとりするように妖しく蒼く光る尾びれの雰囲気がどうしたら上手く出せるのか要研究ですね。

今回は180ミリで、ISO800で、明るめのライトを照らして撮りましたが、イマイチでした。ただハナダイは比較的暗いところにいるので明るいライトを照らさないとなかなかシビアなピントが出ないんでそこらあたりが難しいですね。100ミリで可能な限り近づくか何かうまい手を考えんとあきませんね。