2005.1.28
この時期が一年で一番寒い時期ですが、週末にかけてまた寒波がやってくるようですね。この子は、須江のナギザキにいるマツカサウオの幼魚です。(幼魚とはいうものの僕は、どのくらいの大きさからが成魚かはよくわかりませんが。なんとなく色が白っぽいのが成魚かな・・?英名はパイナップルフィッシュですが、僕にはなんとなくその方がしっくりくるような気がします。)図鑑によるとあごの下に発光バクテリアが共生し、弱い光を出すらしいです。その昔、まだまだビギナーだった頃、ガイドさんがこのサカナを捕まえて、渡してくれたことがありました。が、このマツカサウオは、なんというか、お風呂で遊ぶ金魚のオモチャのようにムナビレとオビレだけがせわしなく動き、堅い体はサカナように体がくねくねと動くことはありませんでした。(よい子はサカナに触らないようにね)そんな動きの鈍いマツカサウオは、発光するという武器で餌をおびき寄せ生きていたんですね。外敵からは堅い体が役に立ち、そうして見るとなかなかすごいヤツだったんですね。いつも薄暗がりでひっそりといるこのマツカサウオさん、なかなかやるやんけ・・・・!

100ミリで撮りました。