今回の海での一番の発見は、オニヒトデはトサカも食べるということです。確かにトサカもポリプ生物なんですが、いわゆるサンゴとは違うのでちょっとビックリです。それも赤いトサカばっかりがやられていたんで、それも何か理由があるのかもしれません。(手で触るとベージュのカリフラワーのようなトサカはかなりピリピリと痛いですが、赤いトサカはそれほど痛くないのでその為かもしれません?)このトサカに乗っているオニヒトデをどかしたところ、消化器官を出していたのでやっぱり食べていたんだ!!とわかりました。上がってから聞くとなんでも水温がだんだんと下がってきて熱帯系のサンゴがだんだんと死んで、食べ物がなくなるとオニヒトデはトサカなどを食べて命をつなぎ、本来のサンゴを探すらしいですが、水温がもっと下がると次第にオニヒトデの数も減っていくということらしいです。15年ほど前のオニヒトデの大発生の時もそうして終息していったらしいです。でも、この写真、トサカの悲鳴が聞こえてきそうでなんだか悲しいです。
100ミリで撮りました。僕的にはこの赤いトサカが大好きなんでこのシーンを見てえらいショックでした。焼け石に水とは思いましたが、ダイバーキックでオニヒトデを剥がしました。が、冷静に考えるとそんな嫌われ者のオニヒトデでも何かしらその存在理由があるんやろうからねぇ・・・。(でも、許されへん!!)
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