2005.1.25
先週末は、串本方面に行ってきました。冬型もゆるみ土曜日は、とても暖かくて気持ちの良い日でした。日曜はあいにく朝から雨でしたが、海は風もなく穏やかでした。

この子は、串本2の根にいるシモフリタナバタウオです。こうして、全身を見たのは初めてでした。いつも穴の奥からおびえながらこちらを窺っている様子しか見たことがないので、ちょっと感動です。えっ?どっちがアタマかって・・・?そりゃぁ、あんた、まんなか右あたりにおおきな目があるから右側がアタマでっしゃら・・・・???などと、敵の目を欺くなかなかすごい模様です。おまけにその模様がこわ〜いハナビラウツボに似ているとくりゃ、これは完璧ですなぁ。(でも、串本あたりではハナビラウツボ、ほとんどいないからヒョッとして誰にもわからんかもしれんなぁ。)でも、致命傷となるアタマへの攻撃をさけられるよう敵を欺く模様は、いろいろなサカナで見ることが出来ますが、そのなかでもこのシモフリタナバタウオのは、1、2を争うような気がします。

100ミリで撮りました。今回の串本、大島方面は、冬らしくキンと冷えた水温と20メートルは見えようかという蒼い潮でとても気持ちの良い海でした。

ところで、前回、オオクチバス(ブラックバス)が外来種の規制をする法律の指定からはずされ半年後に検討し直すことになったらしいと書きましたが、どうやら、一転、最初からそのリストに載ることなったみたいです。