冬はやっぱり、ウミウシの季節です。なかなか綺麗な彼らですが、昔は一部のダイバーだけが興味を持っていただけで、普通のダイバーにはあまり見向きもされませんでした、それが、今では、ウミウシは、なくてはならないある意味アイドルのようになってしまいました。それは、僕が思うに、どうしてここまでというくらいの色彩の綺麗さに、これでもかというくらいの種類、そして、沢山のダイバーが一緒に見ることができるということでしょうか、それを決定づけたのがウミウシ図鑑の登場ですよね。それまで、普通の図鑑にはミノウミウシの一種とかナンチャラウミウシの仲間としか載っていなかったウミウシ達に一気に名前がついたことが大きかったと思います。その意味このウミウシ図鑑は、ダイビングのスタイルを大きく変えたきっかけになったような気がします。(その名前の付け方にはいろいろと問題もあるような気はするのですが、とりあえず今はふれないでおきます。}今は、ほとんどのダイバーがデジカメを持って、あっちでパチリ、こっちでパチリとウミウシを撮っています。
これはサクラミノウミウシ。それほどの希種じゃありませんが、あまり見かけないウミウシです。ミノのような体表が波に合わせて右に左に揺れているのはとても奇麗です。(15ミリ、ちょっとワイドマクロをきどってみました)
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