2003.2.13
D60で撮るようになってなにげに、イシモチやスズメダイやベラなどの今まであまり撮らなかった魚も撮るようになりました。いわゆる最近のマイブームです。フィルムだと最高36枚という縛りがあるんで、ちょこまかと動くヤツらは、やっぱりちょっと???と敬遠気味になっちゃっていました。デジタルで撮るようになってこいつらを撮るとかなりに難しい。近寄ると逃げる追いかけるとまた逃げる、しかし、何度も何度もチャレンジすると少しだけ彼らの動きが分かってくるような気がしてきました。やっぱりお気に入りの穴があるんでそこからは、あまり離れないし、中にはこっちに興味を示しこわごわこちらを伺うようなそぶりをみせるヤツらもいます。そうやって撮っていると今までスズメダイは苦手だし、ベラはちょっとなぁとかいって魚の名前を覚えてこなかったんで、写真があがってくるとこれ何?これ?と???マークがいっぱいつきます。でもデジタルだから撮ったすぐ、画像をチェックできるので、恥をしのんでまわりのガイドさんやよく知っている人に聞きまくっている今日この頃です。

この写真は、キンメモドキをなにげなくマクロで撮った写真です。よーくみると背骨が透けています。まぁ、キンメモドキだから当たり前なんだけど、今までほとんど伊豆でばっかり潜っていた僕にとってはとても新鮮な驚きでした。夜行性のこの魚は、岩の陰とか、洞穴の中とか暗いところにいるんで、串本で潜るようになってから生で見る事ができるようになってからも、気がつかなかったんですね。ホントに恥ずかしい話です。それにしてもキンメモドキって、結構綺麗なサカナなんですね。(100ミリで撮影)

これは、コガネスズメダイの幼魚。キンギョハナダイの群の中に混じっていました。この魚も綺麗です。(100ミリで撮影)

D60に100ミリをつけるとこれくらいのサイズの魚をバシバシ撮るにはいい組み合わせです。35ミリ換算で100ミリに1.5倍のテレコンつけたくらいの倍率は、このくらいの小魚を適当な倍率なんでしょうねぇ。