先週末は毎度のことながら、串本と須江にいってきました。12月に入っても水温はまだ20度ありますが、なんとなく海の中は寒くて今シーズン初めてフードをかぶってダイビングをしました。
この写真は、須江ナギザキで見たブリ(?)のクリーニングシーンです。僕は、ブリのこんなシーンははじめてみました。ブリのような回遊魚は、あまりじっとしているのは得意ではないのだと思いますがホンソメさんのクリーニングはやっぱりとても気持ちよいらしく恍惚とした表情でした。ちょっと離れてジーッと見ていたのですがやく5分以上じっくりとクリーニングをしてもらっていました。途中、ちょっと離れて泳ぎだしましたが、またもどって、クリーニングを受けていました。(多分泳いでいないと息が苦しくなって、エラに水をあてて息継ぎをしてまたクリーニングを続けてもらっていたようなカンジでした。)「あっ、そこそこ、ううっ!気持ちええ〜〜〜〜」てなカンジなんでしょうか・・・・。
180ミリで撮りました。ブリのように大きな魚は、180ミリで撮ろうと思うと2メートル近く離れないと全身を撮すことはできません。でも、そんなに離れるとストロボは届かんから、青〜い水の壁でうまく発色しません。でも、そんな180ミリを持っていたお陰で、ちょっと距離を置いたので、ブリのクリーニングをあまり邪魔せず、じっくりとクリーニングシーンを見ることができたのはよかったのかもしれませんね。僕にしてみれば実にいたしかえしな結果ですが、どちらがよかったのか、カメラマンとして考えれば失敗ですが、自然観察という観点からはこれが正解?だったような気がします。まぁ、これも、成り行き上そうなっただけで、意図した結果ではありませんけどね。
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