この子は紀伊大島、ナギザキの底32メートルあたりに住むシュンカンハゼです。比較的浅い水深からいるハゼですが、岩の下などで、ひっそりと暮らしている地味ーなハゼなので、あまり見る機会がありません。ときどき、ガイドさんの水中ノートに「シュンカンハゼ」と書きますが、ライトを当てたシュンカン、身をひるがえして穴の奥に消えるので、「??・・?」とハテナマークを残したままのハゼです。ゆうたら「引きこもり」のような暮らし・・?なのかもしれません。シュンカンハゼの由来はよく知りませんが、その、アッとゆうまに身をひるがえすその様子から「シュンカン」ハゼ・・・・?なのかな・・・?ともあれ、彼は、今日は珍しく、外に出て、ふてぶてしく下からにらみつけるように「ガン」を飛ばしていました。でも、このストロボが光ったシュンカンに穴の中に隠れてしまいました。ホンマ顔に似合わず度胸無いやっちゃ・・・!!
180ミリで撮りました。こうした臆病なハゼには、この長いマクロはなかなかいいですが、どの距離まで間合いが詰められるかは、結構難しいです。遠目から光に慣らすつもりでストロボを炊くと、すぐに引っ込むのでできるだけ近寄りたいのですが、近寄りすぎると逃げられるし・・・、まぁ、その駆け引きがおもしろいですが・・・、(まぁ、僕の場合、辛抱しきれず、ちょっと遠目からが多いかっ?)
今日、12月8日はジョン・レノンの命日です。僕らのお兄さんお姉さんや僕らたちの世代にとっては、ものすごいカリスマでしたが、・・・。1980年だったので、もう約四半世紀もたっちゃいました。「LOVE & PEACE」・・・、でも街は、ますます「物欲」にまみれていくような感じですね。
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