2004.11.17
紀伊大島の内浦ビーチで見つけたオニハゼの正面です。オニハゼは、別に珍しいハゼではありませんが、実は写真に撮るのはかなり難しいハゼです。なせか知らないけど、目が合うと必ずと言っていいほど穴にへっこんでしまいます。なので、なかなかうまく写真には撮れないのです。それに最近では、ハゼの同定がかなり進んできたんで、今までオニハゼのSPだと思われていたのが、ホタテツノハゼの仲間だった、などということもあって、あんまりバカにもできません。、この個体は、多分オスなんだろうと思いますが、かなり大きな個体でした、ペアーで居たのですが、もう一匹はすぐに引っ込んでしまいましたが、ここ子は、かなりふてぶてしくなかなかへっこみませんでした。こういった共生ハゼは、穴にへっこまれたらおしまいなんで、へっこませないようにジリジリと近づくわけですが、10センチ近づくだけでドキドキします。後5センチ、もう後3センチとファインダーを見ながらジリジリと近づくわけです。いつへっこむかも知れないその緊張感はなかなかやみつきになります。あちらこちらに居る砂地のハゼさんたちをできるだけ遠くで見つけて、へっこませないようにぎりぎりまで近づく。ファインダーから顔を上げて、こんなに近かよれた、また、今回はだめやったとシューティングゲームのようなおもしろだがたまりません。

180ミリで撮りました。こういうとき180ミリは、ある意味反則ですね。100ミリで撮らんかい。と、言われそうですね。