最近続く、極小ガラスハゼシリーズです。この子はグラスワールドで見つけたチビ君です。このムチヤギにはおなじくらいの小さな個体が4個体ほどついていました。ダイビングが終わってから見てみると、なにやらこの子は背中からお腹、尻尾の方まで黒い点々模様がびっしりとあります。僕の記憶ではこんな子ははじめてだったのですが、いったい誰なんやろう・・・?この日は曇りで透明度も悪くまるで夜のような海だったので、夜仕様じゃない?という意見もありましたが、いろいろと図鑑を調べてみましたが、たいがいの写真がヨコから撮っているものばっかりで、真上から撮ったのはほとんどなくよ〜くは判りません・・が、なんとなくスジクロガラスハゼなのではないかなぁ・・・・と思います。が、ちょっと前までは、そんなもん全部ガラスハゼやんで終わっていましたので、人間気になりだすとちょっとの違いにものすごく敏感になるもんですねぇ。(「日本のハゼ」がでたおかげでしょうな)ところで、スジクロガラスハゼなら、南方系で比較的深めの水深にいる種なので、串本では珍しいのかもしれませんね。ともあれ、そんな話、バディ達にはやっぱり「ふ〜ん」で終わってしまいます。
180ミリで撮りました。この日は、サンセットダイビングかと思うような暗さで、ピントがものすごく解りにくかったのですが、さすが1Dmark2のファインダーは、かろうじてピントを合わせることができました。多分D60だとライトがなかったらだめやったと思います。僕は、あんまりサカナにライトを当てるのが好きじゃありませんので、カメラにつけるフォーカスライトは結構明るいので、サカナが嫌がるからです。(まぁ、穴の中やナイトなどは物理的にライトがなかったら撮れませんので仕方ありませんが)甲殻類などはわりかし平気ですが、特に共生ハゼさんは全くダメですもんね。その点この1Dmark2のファインダーは強い味方です。
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