2004.11.5
この子は、串本アンドの鼻に現れたハダカハオコゼです。僕は、串本でこの色のバージョンは初めて見たような気がします。(たいがいは茶色バージョンだったと思います。)このハダカハオコゼは、結構綺麗な個体だったので、脱皮したばっかりなのかもしれません。(ハダカハオコゼは表面の皮膚が剥がれおちるように脱皮するということです。)
ハダカハオコゼはたいがい岩などの隙間でゆらりゆらりと揺れながら、獲物がくるのを待っています。あんまりやる気無さそうなヤツですが、よく居る場所が変わるので、エサが多く取れる場所を探して頑張っているのかもしれません。人には昼行灯のように見せかけて、実は大変な切れ者の大石内蔵助のようなヤツなのかも知れませんね。(一応季節ネタで・・・・。)

100ミリで撮りました。ハダカハオコゼは、ゆら〜り、ゆら〜り、揺れているのとたいがい岩などの隙間にいることが多いので、撮りやすいのですが、撮りにくいヤツです。うまくカメラを構えれる場所に居てくれるといいのですがね。(そんなうまくいくとは限りません)