2003.2.5
今回の串本では、ウミウシカクレエビとヒトデカクレエビがいました。まだ、ビギナーダイバーだった頃、ダイビング雑誌に載っていたこれらのエビを見て、すごくきれいで、「こんなエビを見てみたいなぁ、やっぱり沖縄とかに行かないと見ることは出来ないのかな」と思っていました。初めて、なにげなく見たオニナマコについていたのを見つけたときは小躍りして喜び、20分ほど見ていたことがありました。このウミウシカクレエビもオニナマコについていました。(ふつうのマナマコには、何故かついていません。)何度見てもこのきれいなエビは飽きることがありません。雑誌や図鑑にはペアーでよく写っていますが、僕は今まで、一度だけミカドウミウシついているのを見たことがありますが、その時はカメラを持っていなかったのでとても残念でした。ヒトデカクレエビは、アカヒトデに2匹ついていました。どちらのエビもものすごく動くので、写真を撮るのは、大変です。特にヒトデカクレエビはいきなり真横に飛んでヒトデの別の触手に飛びうっつったりするので苦労します。(最近何とかうまくピントを合わせられるようになりました。)ウミウシカクレエビは、水温が低くなってくると動きがにぶくなるんですが、こいつはちょこまかと何処までも動いていました。この調子で、ずっとがんばっていてくれるとうれしいですね。ウミウシカクレエビの写真はTS90ミリ縦位置チルトで撮りました、ナマコの表面からエビまでずっとピントがきているので、ちょっとびっくりです。今回は250ミリのクローズアップっをつけて潜りました。今のところこの組み合わせが、僕には倍率と撮影のしやすさで串本ではベストかなという感じです。ヒトデカクレエビの写真はEF100ミリの最短距離でで撮りました、D60のAPSサイズのC-MOSのおかげで実質の撮影倍率が上がるのでこのくらいのエビだと、調度良いかなという倍率です。でも、マクロの倍率というのは、麻薬みたいなもので、もうちょっと、もうちょっと、エスカレートして、2倍、3倍とどんどん深みにはまっていくのかもしれません。