そして、ナンヨウキサンゴですが、普段はポリプの真ん中は黄色なんですが何故かこの日は白くなっていました。ひょっとして産卵の準備なのだろうか・・・?あたりが暗くなった10時過ぎに人知れず産卵をはじめるのかもしれません。このポイントでは、ナイトダイビングはできないので、確かめることはできませんが、造礁サンゴだけじゃなく、こういったソフトコーラルも、同じ種類はいっせいに産卵するはずだとは思いますが、何が産卵の引き金になるか、僕らにはまるで見当もつきません、が、精緻なシステムを自然は作りあげたんだなぁと改めて感心するばかりです。
どちらも100ミリで撮りました。
次の日、串本でちょっとしたトラブルで時間がおして、いつもは潜らない4時過ぎにグラスワールドで潜りましたが、ちょうどその時間にイワガキの産卵があったらしくエキジットする頃は、海の中が白く濁っていました。野生に満ちあふれる海の中は、しればしるほど不思議が深まっていくばかりです。
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