2004.6.7
先週末は、串本、紀伊大島といってきました。そろそろ梅雨入りか・?という予報でしたが、土曜日は日中はいい天気。日曜はちょっと雨まじりでしたが、おおむね晴れのお天気でした。
ところで、どうよ、この写真!!!ミジンくんは、多分砂に埋まったと思われるラッパウニを住みかにしています。共生ハゼのように砂の穴から顔を出しています。その側に寄り添うのは・・・・、共生エビならぬ、ぬぁんと共生THEイザリなのだぁ・・・!!!ミジンの大きさにくらべこのイザリの大きさがよくわかると思います。よーく小さいイザリを表現するのに、やれ一円玉や指先を一緒に撮るというのがありますが、これそ究極のナチュラルな表現ですよね。とまぁ。自慢げに語ってはいますが、実はこの写真を撮っているときには、ぜんぜんイザリちゃんには気がついていなかったのです。(トホホ)もっといえば「このカイメンじゃまやなぁ・・・!!」とまでおもっていたのです。(どかそうと触ったらわかったかも知れませんが。)
この写真見て、そんなことありえへんと普通はお思いになるでしょうが、あーた、全然判らなかったのです!!。(ガイド含めて総勢5名誰もミジンのかわゆい光線に目をくらまされ見えなかったのです。)なおのこつ、上がってから画像チェックしているときに、「これ今日の?合成でもしたん?」と一緒に潜ったIさんに指摘されるまで気がつかないうかつさ・・・・、トホホの限りです。普通わかるやんとは思いますが、人間こんなこともあるんやと、皆さんは他山の石として、先入観は極力廃し、よ〜く目の前を事象を観察して下さいね。
でも、いいわけでは、ありませんが、この穴から覗く二匹のミジン君、やっぱ目がくらむと思いません・・・?じつはこのイザリ君、カクレイザリウオといって新種・・?(な、わけねーよ)ともあれ、こんな組み合わせなかなか見れるものではないのでラッキーかぁ(でも、見てねーじゃん・・・、というつっこみがありそうですが)

100ミリで撮りました、我ながら、見ていないのにまるでイザリウオとミジン君を両方入れたいようなフレーミングには驚きます。見えてないのに見えているようなこれが究極のテクニック・・・!(なにいってるんやこのオヤジ)というか、究極の結果オーライということでしょうか・・・?

ところで、THEイザリは、串本方面ではかなり珍しいです。オオモン。イロ、クマドリの各イザリはよく見ますが、ベニ、THEイザリは見たことがありませんでした。今回、THEイザリは初めてだったのですが・・・・、やっぱトホホですね。でも、このイザリ君何故ここにいるのだろうか?別のカットではエスカをふっているところまで、写っていました。ひょっとしてミジン君をエサに・・?でも、ミジンを食べられる大きさに成長するまでにえらい時間が・・・・かかる・・・よね、ん!ひょっとして、ハッチアウトするミジンのお子様を狙っている・・・?えぇ〜それは〜〜・・・あるかもしれんなぁ。・・・と謎が深まる初夏の地蔵岩でした。(あぁ、くやしい)