今週末は、ゴールデンウィークを控え、久しぶりにダイビングはお休みしました。今年のゴールデンウィークは、長いところは4月29日から5月9日までの11日間という長い休みが取れる会社もあるらしいですが・・・、うらやましいですね。
この写真は須江のナギザキの20メートルぐらいにあるクダヤギについているヨツバネジレカニダマシです。左右に伸びるひげでカニじゃないとすぐにわかります。このツバネジレカニダマシは、このクダヤギにたくさんついていますが、よーく動くのと小さい、そして、無数にあるポリプのカゲに入ったりと、なかなかうまく撮れません。3回目の挑戦でやっとなんとかといったところです。カニダマシは、平たくいうとヤドカリなどの仲間でタラバガニなどとも同じ類に属している異尾類です。異尾類は大きく分けるとヤドカリとコシオリエビとカニダマシの3つの科にわけられます。その外観が一瞬カニ?と見える為、カニダマシというわけです。で、このヨツバネジレカニダマシは、多分四つの歯がややねじれて見えるからヨツバネジレカニダマシなんだということです。でも、カニダマシ。なんどもいうようですが、ちょっとかわいそうな名前です。結構キレイなのに・・・!
100ミリで撮りました。等倍に近いカメラのレンズの視角は2.5×3.5センチほどの部分を切り取っています。こういった同じ色と模様の宿主についている小さな生物をファインダーの中に捕らえるのは、ポジショニングと慣れです。できるだけ楽な姿勢で生き物探しに集中できれば、半分は成功したようなものです。
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