2004.4.22
これは、この時期、海のいたるところでわいている通称「アミ」と呼ばれる1ミリくらいのエビです。砂地にも岩場にもどこにでも沸いています。この「アミ」が増えてくると段々とサカナの数が増えてきます。ジョーフィッシュなど穴に隠れていてもこの「アミ」を巣穴の上に持って行くと、食欲には勝てず穴から出てくることもあります。ネジリンボウなどのハゼもこの「アミ」が流れてくるとお食事に夢中になりなかなかへっこまなくなります。海の中にはこうした「アミ」仲間がいっぱいいてサカナたちの命の糧となっているんですね。あのシロナガスクジラも南極のオキアミが主食ですもんね。まぁ、顕微鏡サイズのこの「アミ」達は目を懲らすと本当に滅茶苦茶な数がいます。
下の写真は須江のコワリ下の海藻に隠れていた、なにかよくは判りませんが(なんとなくロウソクエビっぽいが・・・?)これからもっと大きくなるエビの幼体だと思われます。だいたい1センチぐらいでした。多分もう少ししたら、砂に潜って暮らすんじゃないだろうかと思います。
どちらも100ミリで撮りました。まっ、普通こんなもん誰の目にも入らんわな。でも、もう少し綺麗に撮りたいな・・・?