2004.4.7
須江のコワリ下で、出会ったカスザメです。カスザメは、夜行性で昼はほとんど砂地で砂をかぶって寝ています。結構真剣に寝て居るんで少々のことでは起きませんが、何度もフラッシュを焚いたり、しっぽをさわったりすると起きます。体表はやっぱりサメ肌で、ワサビをおろすのにいい感じです。ワイドで撮ろうとするとどうしても鮫の鼻先まで近づくので、まっ彼らにとって「とってもうざい」だろうと思います。でも、眠さがまさるのか殆どの場合、動かずに寝続けることの方が多いのですが、この日はあまりのしつこさに切れたのか、砂の中から躍り出ました。まぁ、いつも寝ている姿しか撮れないので、こんなシーンはとてもうれしいです。
なおもしつこく撮っていると「やめろー」と大口を開かれてしまいました。この時は、「おっシャッターチャンス」と思うのと同時に「うっ!コワ」が少し混ざりやや腰の引けた写真になってしまいました。カスザメは、やっぱサメなんで、サメの小さな歯が口の中に並んでいるので、ちょっとビビリます。

20ミリで撮りました。フィッシュアイほどでは、ありませんが十分広角なんで、思いっきり接近しないといけませんが、そうするとポートの直前までサカナがくるのでストロボの角度がとても難しいです。