2004.4.6
この時期はサカナが一番少ない時期でもありますので、どうしてもウミウシということになります。(などとおなじことを去年も書いたような気がしますが)この日曜には、ものすごく南方系のまだ和名のついていないウミウシ、メクシクロミス・マリエイというものすごく綺麗なウミウシに出会うことができました。実に鮮やかな紫のグラデーションが印象的なウミウシです。まわりのオレンジも効果的でなんとなくイタリアンの食器のような配色です。ついていた海綿も綺麗なんで、うーんフォトジェニックとくらくらするくらい、撮っていてもウットリとしてしまいました。実は土曜日に串本で潜っていたバディのデジカメに写っていてちょっとビックリこきました。一番で見に行きますと昨日と同じ場所に居てくれたので良かったです。
このメクシクロミス・マリエイは、ウミウシ図鑑1.2には載っていなくて、最近出た南方系の図鑑に載っていたので、(インターネットで検索したら沖縄での撮影例は載っていましたが、この個体とは色彩バージョンが違いました。)死滅回遊魚のように黒潮に乗ってやってきたんだろうと思います。(ひょっとしたら本州初かも・・・?なんちゃって)でも、犬も歩けば棒に当たるでは、ありませんが、やっぱ潜らないとはじまりませんね。

100ミリで撮りました。お初の綺麗なウミウシはやっぱり気合いが入ります。20カットほど撮ってしまいました。