2003.1.27
メガネウオに出会いました。砂に潜って生きたものは、何でも丸飲みにして食すらしいです。図鑑(山渓の海水魚)によると下顎の突起物で餌をおびき寄せるのかもしれないと書いてありましたが、今回、黄金崎ビーチで2回見ることができましたが、イマイチどれがそれなのか僕にはよく分かりませんでした。ただ、口から舌のようなものを少し出していました。ダイビングを始めたばっかりの頃にダイビング雑誌で見たときは、なんて変わった顔の魚なんだろうと強く印象に残りました。あまり、出会うことができない魚なんで、このインパクトのある面構えは、ダイバーの憧れかも知れませんね。一度、刺網なんかかかったこいつをゆっくりと観察してみたいなぁ。できれば、食べてみたいですね。(TS90ミリを横位置でチルトして撮影)
そして、こちらは、キビレミシマ。メガネウオに比べるとやや丸みを帯びて、やや目がぱっちりしているかなと思いますが、やっぱり迫力ある面構えです。最初はまた、メガネウオ?と思いましたが、体の模様がメガネウオとは、まるで違うので、「ン?」と思った瞬間、砂から踊りでました。その瞬間、黄色いヒレがパッと目に飛び込んできたので、やっぱり、キビレミシマだと分かりました。しかし、メガネウオもキビレミシマも砂の中に潜っているときには想像もつかないナマズのような形です。そして、かなり泳ぐのが速い!!そして、着底すると、あっと言う間に砂に潜る姿は、忍法「土頓の術」免許皆伝のといった感じで、ちょっと感動します。それにしても、この見つけにくい魚を3本のダイビングで3回とも見つけた、ガイドの「TATSUMI」のゴローちゃんの眼力には恐れ入りました。(キビレミシマはEF100ミリで撮影、)

今回、90ミリと100ミリで、同じような魚を撮ることができたので、2つのレンズの被写界深度の違いとかコントラストの違いとかがよく分かりました。この特徴をふまえた「絵づくり」をしていきたいですね。