2004.2.29
初めてのガラパゴスでの1本目は、ノースセイモア島の近くのポイントでした、とにかくバックエントリーして直ぐにマダラトビエイの20匹以上の群、直ぐにハンマー、ガラパゴスシャーク、そして、ちょっと考えられないくらい大きなホワイトチップとサメだらけのポイントでした。透明度もご覧の通りのドヨーンとした潮で流れも早く、ちょっとめんくらいました。でも、その後何度もサメを見ましたが、サメは、水面近くの暖かい27度程度の青い潮と、20度程度で暗いややみどりがっかた潮が混ざりあう10メートルあたりを泳ぐのです。暗い潮はサメ色で見えそうで見えない微妙な狭間を泳ぐのです。いわゆる潮目というヤツだと思います。ところで、ここガラパゴスでは、サメの密漁を厳しく取り締まっています。サメはその高価なフカヒレのために漁師に狙われ世界的にもその数が減っているといいますが、サメ漁を規制しているという話は初めて聞きました。まぁ、とにかく海の食物連鎖の頂点にある「サメ」も人間の「欲」には勝てないということなんでしょう。(当たり前ですが)

D60に15ミリで撮りました。潮が暗くちょっとー勘弁してと思うくらい写真を撮るにはよくない条件でした。さすがにホワイトチップでも正面から向かって来るとちょっとビビッてしまいます。(実は、私、サメ恐いんです)でも、3メートルぐらいのガラパゴスシャーク(いわゆるグレイリーフ)は相当迫力ありました。

ところで、2月も今日で終わりですね。トシとともに年々早く感じる今日この頃です。