2004.2.26
ガラパゴスの海というと、ハンマーヘッド、ジンベイやマンタ、ものすごい数の群とか豪快なイメージが行くまではありました。行ってみるとやっぱり、サメやトビエイの群や、サカナが濃い海ですが、今回はなんといってもアシカがとても印象に残っています。メキシコのラパスもアシカでは有名ですが、ガラパゴスは何処にでもアシカがいるのです。ドロップオフを自由自在に泳ぎ、一気に深く行ったかと思うと急上昇をする姿は、見ていて惚れ惚れするくらいです。中でも生後1年ぐらいの大人になりかけの好奇心いっぱいの奴らはダイバーにまとわりつくようにじゃれついてきます。時に甘えるように、またからかうようにダイバーのまわりをグルグルと回ります。その表情はあたかも人間にじゃれる犬のようでもあります。特にここは、国立公園で保護されているので、大きめの個体もダイバーのまわりで遊んだりします。これには、オヤジもやられちゃいました。もうエアーが続く限りいつまでもアシカと遊んでいたのでした。

D60に15ミリで撮りました。フルサイズの画角に比べると感覚的には28ミリぐらいでちょっと広がりを出すには物足らないですが、デジタルの強みは、撮影中に感度が変えられることと撮影枚数が多いということです。ちなみに感度を200にして、SD優先でSDを1/200にして、ストロボはなりゆきで、アシカの動きに合わせてバチャバチャ切っちゃいました。ちなみにこの時は1本のダイビングでCF、1G分約150枚分ほど撮ってしまいました。そんな芸当は35ミリでは不可能ですもんね。