2004.1.29
地蔵岩のウミトサカにいた、子持ちのアカスジカクレエビです。おなかの卵はなんとなく稚エビの眼があるようです。このウミトサカにはアカスジカクレエビが、これでもかというくらいついていました。このエビ自体はあまり珍しくありませんが、特にウミトサカについているととても綺麗です。透明ボディにウミトサカのほんのりピンクが透けてとてもいいです。アカスジカクレエビがタマゴを持っているのは初めて見ましたが、こんな低水温(16度)でも産卵するんですね。もっと暖かいときかと思っていましたが、一昨年の12月にガラスハゼの産卵も見たんで、寒くなってもまだ産卵をすることもあるんですね。

100ミリで撮りました。

この日は、地蔵岩に現れたというキツネメネジリンボウを見に行ったのですが、急に水温が下がったのでキツネメネジリンボウは出ていませんでした。ちょっと残念でしたが、まぁ、これも自然しかたありません。