2004.1.27
内浦ビーチにいたミシマオコゼです。ちょっと小ぶりな個体でした。ミシマオコゼは、PAGE022のキビレミシマとよく似ていますが、図鑑によるとミシマオコゼの方がより深いところに住むらしいです。まぁ、それにしてもすごい顔ですが、どことなく愛嬌があって憎めないですよね、小さな瞳の虹彩皮膜は、キビレミシマよりはっきりしていますね。何故かハッキリしたことはわかりませんが、ここ紀伊大島では、ミシマオコゼを見ることはあるらしいのですが(といってもなかなか見つかりませんがね)串本ではほとんど見ることがありません。多分、潮岬の西と東で海のカタチが違って、紀伊大島側の方が深いらしいです。それが、こうした比較的深場のサカナが見れる理由かもしれません。
今回、くどいくらい写真を撮ったので、このミシマオコゼ君何度も砂の中から躍り出て、あちらこちらを泳がせてしまいました。ほんま彼にしたら「えーかげんにせーよ、ほんまにもう!」といったところでしょうか?なんかこころなしかこの写真、いやがっているようにも見えますね。まぁ、砂から出ていただかないことにはミシマオコゼかキビレミシマか僕にはよく分かりませんけどね。(今回虹彩皮膜の違いに気がついたので次回からは大丈夫かぁ?)

100ミリで撮りました。