2003.11.11
地蔵岩で、イレズミベニハゼを見て、ご機嫌の帰り道で、またまたレアもののセンネンダイの幼魚を発見!ガイドの岡崎さんは大興奮!なんせ、琉球列島や小笠原にいる南方種で、和歌山県で見ることはほとんどあり得ないような稀種ですから、岡崎さんが興奮するのもあたりまえですね。実際、ボクも初めて見ましたが、なかなかかわいいサカナで、ガンガセモドキのトゲの中にいました。大人は3、40センチにになって、18キロほどの大きさになってとても美味しいらしいです。釣り人にも憧れのサカナで、別名をエビスダイといって、小笠原でも父島付近の狭い範囲でしか、釣れないらしく、3年で10匹ほどしか釣れたことがない幻のサカナということでした。インターネットを検索していたら、今年10月に田辺の底引き網にこの幼魚がかかったという記事がありました。
その記事によると、やっぱり和歌山県で発見されることはほとんどないということでした。柏島では、毎年今頃、幼魚が見ることができると聞いています。沖縄でも。あまり見ることはできないらしいので、今年は憑いているんでしょうか?(宝くじでも買おうかしらん・・・?)ともあれ、センネンダイを撮り始めたらこのガンガセ野郎がじわじわと歩き出し、ボクの方に向かってきます。(こいつら暗がりが好きなんで、6半の黒い色に吸い寄せられるように近づいてくることがあります)ちょっとガンガセの針が恐い撮影でした。

100ミリで撮りました。