2003.11.10
先週末は、紀伊大島で潜ってきました。先週中頃に見つかった地蔵岩のイレズミハゼ属の一種(仮称はなんでもイレズミベニハゼというらしく沖縄で見つかっているらしいです)で、ミジンベニハゼと同じぐらいの大きさで、正面から見るとミジンにそっくりで白い筋があるのがミジンとの違いです。色は、少しオレンジぽいような気がしました。当然まだ、図鑑にのっていませんし、標準和名もないハゼです。ワンカップの中にクロイシモチの幼魚2匹と同居していました。そして、不思議なことになぜかワンカップは口を上にして立っていました。(見つかった時はワンカップは倒れていたらしいです。何故立っていたか?それは、地蔵の七不思議ってか!)それにしても愛嬌のあるハゼで、瓶の中腹でじっとカメラを見つめていました。
それにしても、何故か、紀伊大島は、ミジン天国で地蔵岩だけでもボクの知っているだけでも8匹います、それぞれがペアーで産卵を繰り返しています。他にも内浦のビーチにも何個体かいるので、かなりゴロゴロといったカンジです。そして、今回このイレズミベニハゼ(仮称)ときては、もうたまりませんねぇ。犬も歩けば棒に当たるではありませんが、カンジも潜ればレアものに当たる!といったカンジですか・・・・?

100ミリで撮りました。ガラス瓶の中にいたので、瓶の外からストロボを当てて光を回してとりました。なんだかほのぼのとした雰囲気になったと思いません?