勤崎にいたアケボノハゼです。かなり深場にいます。ムラサキがきれいなハゼで、初めてシバタンでこのハゼを見たときはその綺麗さにウットリしたものです。図鑑によると高知県以南となっているのですが、ひょっとしたら串本でも50メートルぐらいの暗い岩場から砂礫に変わるような場所に人知れずいるのかも知れませんね。このアケボノ君は、この日ペアーでいたのですが。もう一匹はこれを撮る少し前に穴にへっこまれてしまいました。勤崎には他にもう4匹ほど別の個体が居て全部で6個体ほどが確認されているらしいです。僕たちダイバーにとってアケボノハゼは、かなり憧れのサカナです、このサカナを求めて深場へとはまっていくダイバーもたくさん居ます。(バリであった人は、55メートルの深場にアケボノのコロニーがあるといって毎日潜っていました)アクアリストの間でもこのハゼは人気らしいのですが、ハタタテハゼとアケボノハゼが同じ水槽で七千円ぐらいで同じ値段で売られていたのを見たときは「なんでやねん!!」とおもわず突っ込んでしまいました。
でも、アケボノハゼが泳ぐ姿は本当にきれいです。もっと浅いところに居ればゆっくり観察できるのにと後ろ髪を引かれながら浅場へと移動しなければいけないのが残念です。
100ミリで撮りました。35メートルぐらいの水深だったので、ちょっと減圧が怖くて、落ち着いて撮れませんでした。根性たりんのやろか?
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