イナズマヒカリイシモチの幼魚です。この種は、柏島周辺でしか見つかっていないので、ここでないと見ることができません。1センチないくらいの幼魚で透明で白いウミウチワについているので、ライトを照らさないとどこにいるのかよく分からないほど環境にとけ込んでいました。(先月は、口内保育をしている親がかなりいたらしいですが、今回僕は見ることが出来ませんでした。)かなり、深めの水深にだったので、ゆっくりとは観察できませんでしたが、ライトを当てキラキラと光る様子はヒカリイシモチという名を彷彿とさせ、とても綺麗でした。今回初めて見ることが出来たのでとてもうれしかったです
柏島は、北上してきた黒潮が四国に最初に当たる場所で、日本で見ることの出来る魚種約5000種の内、約3000種程を見ることが出来るらしいです。でも、ほんの6、7年前はほとんど誰も知らない場所でダイビングサービスも4、5軒しかなかったのですが、今では一周約1キロ程の島に15軒程あるらしいです。でも、高知からでさえ車で約4時間、大阪から約10時間ほどかかるここは、ある意味、沖縄より遠いので、なかなか行けないのが少し残念です。
100ミリで撮りました。今回、ちょっと深場(40m程)にいって初めて発覚したのですが、シャッターの切れ方がちょっとおかしかったのです。水圧の関係だろうと思いますが、普段はナイトロックスで潜っているので35mより深場には行かないのですが、たかだかプラス5mでこれだけ変わるとはちょっとビックリです。やっぱ深場は怖いです。僕的にはできるだけ禁断の水深のままにしておきたいです(が、今回好奇心に駆られその禁をちょっと破ってしまいました。以後気をつけたいです)
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