2003.8.7 | |||||||
猛烈な台風10号は、沖縄を飲み込み、奄美大島から九州、四国へと近づいています。四国では明日の夕方までの雨量の予測が700ミリを越えるかもしれないという雨、風ともにすごい台風です。きっと海の中も猛烈なうねりで海の生物にとっても苛酷なものになるのでしょうね。安良里のタケちゃんは「台風がくると海の中はリセットされて、どこに何がいるかまるで分からなくなっちゃうんです」と言っていましたが、いったいどうなるのでしょうか?(来週の休みは、四国柏島に行くので、ちょっとこの台風の後遺症が心配です。) 写真は、グラスワールドのヒメイソギンチャクエビのオスです。diary112のイソギンチャクエビによく似ていますが、写真でみると足にジンマシンのような茶色の斑点があることで見分けるのだそうです。が、肉眼ではよく分かりません!なんとなく大きさでヒメイソギンチャクエビだろうというかんじです。このエビがかくれているのは、イソギンチャクではなく、ナガレハナサンゴで、れっきとしたサンゴです。流れにあわせてゆらゆらと揺れる様子はナガレハナサンゴという名前がピッタリです。が、ファインダーから覗いているとなんとなくハンマーヘッドの頭のように僕には見えてしまうのです。ヒメイソギンチャクエビが、ハンマーヘッドに囲まれて「助けてー」と叫んでいるような気がするのは、僕だけなんでしょうか・・・? 100ミリで撮りました、1センチないくらいのこのエビを探すのは結構大変です。 |
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